犀の角の日記

ブログ、はじめました。そいつで大きくなりました。

手短かに

「人間とは何か」とは広範な問いである。多くの学問の終着点と言っても過言ではない。人間についてなにがしかを考え、述べるために昔から多くの人々が知恵を絞り、議論や実験・研究を重ね続けてきた。そしてそれは今なお続いており、終わる兆しは見えない。

 

だがここに俺の応答を述べておこうと思う。この応答は暫定的としたいところだが、恐らく今後変わることはないだろう。その応答とは、「人間とは、酷く醜悪な生き物だが、同時にこの上なく美しい生き物でもある」である。これが約3年半生き地獄を這い擦りのたうち回り、人の悪性を眺め続けたのち、それでも人への希望を捨てきれなかった人間の答えである。